ドアパンチをしてしまったときはとても焦りますよね…。
他人の車に傷をつけてしまったのですから、捕まるかもしれないと考えてしまいますよね。
そこで今回は、ドアパンチをした場合は場合は捕まるのか?ということを調査いたしました!
また、ドアパンチをしてしまったにも関わらずその場から逃げた場合は警察から連絡が来るのか?という内容についてもご紹介いたします。
駐車場でドアパンチをしてしまったら捕まるの?
ドアパンチをしてしまっただけでは捕まりません。
しかし誤ってドアパンチをしてしまった場合は、その場で警察に連絡することが大切です。
ぶつけてしまった車の持ち主にしっかりと謝罪するというのは子供でも分かることですね!
誠意を見せれば、修理代や慰謝料を請求されるだけで解決するかもしれません。
しかし気が付いているのに知らないふりをしてしまうと話は違います。
ドアパンチで逃げたあと捕まったら「当て逃げ犯」になる可能性も
ドアパンチをしたのにその場から逃げてしまうと、「救護措置義務」や「事故報告義務」に違反します。
つまりは当て逃げと同じですね!
救護措置義務や事故報告義務に違反した場合は次のような罰則が定められています。
・救護措置義務違反…1年以下の懲役または10万円以下の罰金(物損軽車両の場合)
・事故報告義務違反…3か月以下の懲役または5万円以下の罰金
どちらも運転者と乗務員の両者が対象です。
さらに危険防止等措置義務違反で5点、安全義務違反2点の合計7点。
これは一発で免許停止の違反点数…。
そうならない為にも「もしかしたら」と思ったらすぐに警察に連絡しましょうね!
ドアパンチの時効はいつ?
ドアパンチなどの当て逃げによる損害賠償の時効は3年と定められています。
しかし「事故を起こした日から3年」なのではなく、
「被害者側が損害や加害者を知った時から3年」です。
当て逃げは検挙率が少ない逃げてもバレない!と軽く考えてはいけないことが分かりますね。
ドアパンチで警察から連絡が来る確率は?
ドアパンチをしてしまった後に逃げた場合、その後警察から連絡が来る確率は、ズバリ高いです!
なぜかと言うと、日本の警察はとても優秀だからなんです。
驚くことに、ひき逃げの検挙率は90%を超えているとも言われています。
ドアパンチをされた被害者が警察に被害届けを提出した場合は、もちろん捜査されますよね。
技術も進歩しているおかげで、警察の捜査力もどんどん上がっていっているんです。
警察から連絡が来る前に出頭するのが1番の得策だと言えます。
駐車場のドアパンチで捕まる確率は上がっている
近年ではドラレコや防犯カメラが多く普及されていますので、ドアパンチなど当て逃げの検挙率が上がっています。
煽り運転が急激に増えたことから、ドラレコを設置する車も急増しました。
そのおかげで煽り運転を回避することが出来るだけでなく、事件の手掛かりとなる証拠映像としても役に立っているんです。
ドアパンチ被害者の車や周囲の車にドラレコが設置されていれば、即座に特定されてしまいますね。
また防犯対策して、商業施設だけでなく街中にも防犯カメラが増えました!
これから更に検挙率は上がっていくと思いますので、被害者・加害者になってしまわないように気を付けていかなければいけないのだと思います。
ドアパンチがばれる日数は?
上記でも説明しましたが、近年ではドラレコや防犯カメラの普及率が上がっています。
ドアパンチされたことに気が付くのも早く、犯行現場がドラレコや防犯カメラに映っていた場合には警察から連絡が来るのも早いでしょう。
早ければ翌日に連絡が来る可能性もあります。
しかし被害者が数日間ドアパンチされたことに気が付かなかった場合や、証拠となる映像を探すのに時間がかかってしまった場合には数カ月ほどかかる場合もあります。
「日にちが経てば」「車を修理すれば」と思うかもしれませんが、警察はその道のプロです!
逃げてしまえば日にちが経過するごとにどんどん悪質なものだと思われてしまいます。
誤ってドアパンチしてしまった場合にはその場ですぐに警察に対応してもらいましょう。
ドアパンチに保険は適用される?
ドアパンチの加害者・被害者になってしまった場合、保険が適用されるかは加入している保険の種類によります。
自動車保険の種類は大きく「対人」「車両保険」「対物」の3つに分けられています。
その中でドアパンチの補償をしてくれる保険は「対物」「車両保険」なんです。
対物と車両保険といっても違いがあります。
対物…相手の自動車・相手のもの
車両保険…自身の自動車
自分がドアパンチをしてしまった加害者の場合は「対物」、
自分が被害者になってしまった場合は「車両保険」を使用することになるようですね。
保険に加入していれば適用されるようで安心しました♪
しかし、保険が適用されるかは車種にもよるようなのです…。
加害者が判明していれば相手に損害賠償請求ができるのですが、相手が判明していない場合は自分の車両保険を使わなければいけないのです。
しかし、この条件で車両保険が使えない場合というのがエコノミー型の加入している車両です。
エコノミー型の場合は相手が特定されていないと適用されないので、自腹で修理費用を出すか加害者が特定されることを願うしかありません。
エコノミー型は保険料が安いのは良いことですが補償範囲が限定されてしまうので、補償対象となる場合はどんな時なのかをしっかり確認しておきましょう!
ドアパンチ対策は?
ドアパンチされるのはもちろん嫌ですが、加害者になるのも絶対に嫌ですよね…。
そうならない為にも、対策を考えることが重要です!
ドアパンの加害者にならない為には、被害者にならない為にはどうしたら良いのでしょうか?
広い駐車場を選ぶ
駐車場が狭ければ隣の車との間隔も狭くなりますので、ドアパンチをされる・してしまうというリスクも高くなってしまいます。
ドアパンチの被害者・加害者にならない為にも駐車スペースに余裕のある駐車場を選ぶようにしましょう。
車通りの少ない場所に停める
空きがあるのに、店舗入り口から少し離れた場所に車を止める人は少ないですよね。
ですので、あまり車の通らない箇所を選ぶことでドアパンチのリスクを下げることが出来るんです!
歩くことが面倒に感じてしまうかもしれませんが、事前の対策をするに越したことはないですよね。
一番端に停める
駐車場が狭くどこに停めても同じといった場合には、一番端のスペースを探してみましょう。
柱や壁がある端っこの駐車場は、助手席に同乗者がいない場合にとてもオススメです。
さらに、車は片側にしか止まりませんので被害者・加害者になるリスクも下がります。
傾斜のないパーキングを選ぶ
傾斜のあるパーキングだとドアを開けたときに勢いよく開きぶつかってしまうこともあります。
被害者・加害者どちらにもなりえる状況ですので平坦なスペースを見つけるか、
他の駐車場を探すことが得策だと言えるでしょう。
隣の車のドアの長さに注意する
車は車種によってドアの長いものがあります。
ドアが長ければその分だけ接触してしまうリスクは高くなりますので、自分の車のドアの長さを把握しておく必要がありますね。
また隣の車のドアが長いと思った場合には駐車スペースを変えるか、車間距離を置いて駐車するという事を意識しておきましょう。
傷が付いた車の隣に停めない
傷が付いたまま乗車し続けている運転手は、車体に傷が付いていても気にしないような人物であるという可能性が高いということです。
そういった運転手は、他人の車にドアパンチをしたとしても知らないふりをするということも考えられます。
傷やへこみなどが目立つ車があったら、その隣には駐車しないようにするのが良いでしょう。
強風の日は駐車する位置に気を付ける
強風の日は、風に煽られてドアが勢い良く開いてしまうと言う事はよくありますよね。
隣に車が停まっていないところを選べれば一番いいですが、傾斜のない所やスペースの広い駐車場を探すことも意識できれば良いですね。
ドアパンチ対策グッズを使う
ドアパンチの被害・加害が多いことから、ドアパンチ対策グッズが多く開発されています。
ドアパンチ対策グッズといってもドアディフェンダーやドアモールなど様々あるようで、車を購入するときのオプションやカー用品店でも取り扱っています。
ドアディフェンダーはドアを開けてケーブルを挟み、本体をドアに装着するだけなので取り扱いも簡単です!
マグネットタイプのものやキャラクタータイプのものなど色々ありますので、
車にあったカラーや好みのものを探してみるのも楽しいですよ♪
ドアパンチは捕まるのか調査!逃げたら警察から連絡がくる?まとめ
ドアパンチは捕まるのか?という内容についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
「たかがドアパンチ」と甘く見てはいけないことが分かりますね。
誤ってぶつけてしまった場合でも、逃げずに警察へ連絡すれば捕まることもありません。
被害者・加害者どちらにもならないように、日頃から対策を意識して駐車しましょう。